シーカヤックでキャンプツーリング Kayak誌ジャンボリー2021

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こんにちは。海に山にと元気に動いているスクロールです。

毎年恒例の「Kayak誌 ジャンボリー」は、コロナ過の中、感染対策をしっかりして今年も開催されました。
昨年に引き続き今年も、「ロッジさらくわ」での開催です。

さて、今回もウォーターフィールド社の新作試乗艇やじゃんけん大会、オークション、ツーリングやキャンプ飯など盛りだくさんのジャンボリーとなりました。

昨年に引き続き、ゴリラ編集長から朝食担当を命じられた僕ですが、今年はちょっと手抜きのパン食で挑みました。
メニュー選びから食材を買いそろえるまで、結構たいへんなのです。

どうぞ最後までゆっくりとお読みください!


目次

雨模様のジャンボリー

今年のジャンボリー1日目は雨。雨。雨。

傘をさしての集合となりました。

当初はロッジさらくわから3kmほど離れた座佐浜でキャンプの予定でしたが、多数決の結果によりロッジさらくわで各自が車中泊やテント泊をすることになりました。

自分的にはどちらでも対応できるように、テントと雨除け用に小川張りできるタープを準備していましたが、やっぱりこんな雨の日は車中泊の方が楽で快適だから良かったです。

時折、小雨になるものの夜10時くらいまでは中々の雨量でしたから、適切な判断でしたね。


ウォーターフィールド社の新艇

まずは、ウォーターフィールド社の新艇「海燕」のお披露目です。

ウォーターフィールド社独自の5分割リジット艇は、大きめのザック2つに収まるという本格的な旅派向けのカヤックで、下の写真のように、コックピット内に分割されたバウとスターンの一部が収まるように設計されています。

5分割艇は1本もののリジット艇に比べて、製造にはものすごく手間がかかるそうで、採算ギリギリでやっているそうですが、これが意外と人気で注文も多く入っているとのこと。

海外からの問い合わせや、最近ではシーカヤック初心者からの問い合わせもあるそうです。


雨の中のツーリング?

さらくわに初めて来た人もいるので、雨の中でもツーリングを兼ねた薪拾いに出かける事になりました。

せっかく来たので僕も着いていってみました。

たまご浜を少しすぎたあたりの砂利浜にゴリラ編集長と若者が上陸して、薪となる流木を海に投げ込みます。

その薪を拾ってカヤックに積み込んでいきますが、水分を含んでいて結構重たい。

バウに何本か積んでみたものの、欲張って長い流木を載せたので旨く固定できずに不安定。。。

近くにいた女性に少し引き取ってもらって、なんとか帰還しました。

こういう薪拾いというのも面白いものですね。


キャンプ飯

初日の夕食はカレーでした。

が、ちょっと水を入れすぎちゃったみたいで、スープのようなカレーに!

コンソメやらソースなどを追加して味を調えてもらって、それでも美味しく頂きました。



二日目の朝食は僕の担当でしたので、頑張って作りました。
(ほとんど手伝ってもらったけど)

バゲットとラタトゥイユ

色々と悩みましたが、今回のメニューは「バゲットとラタトゥイユ」にしました。

僕の近所のパン屋さんは、ぐるなびで上位にランキングされていて、ここのバゲットをぜひ食べてみてもらいたくて、予約して買ってきました。

人気のバゲットは1本が110円(税込み)という嬉しい価格で、これを17本を購入しました。
ひとりあたり半分という計算で、それよりも少し多めに購入。

ラタトゥイユの材料は、
パプリカ 10個、なす 10個、ニンジン 8本、玉ねぎ 特大8玉、にんにく 4玉、セロリ 2本、ズッキーニ 10本、カットトマト(400g) 8缶、鶏もも肉 2kg、塩 少々を8回、ブラックペッパー 1瓶、コンソメ 1瓶、オリーブオイル 1瓶、白ワイン 500ml

30人分の分量の考え方としては、4人前のレシピを8倍して、プラスアルファで計算しましたが、少し余ってしまいました。大人数の場合は、全員のおなかの空き具合や状況によって増減が大きいので、本当に難しいです。



昼食はナチャラさんが担当されました。

ペンネのトマトソースです。

大量に茹で上げたペンネは、2kg。
3kgを茹でるかどうかの議論の末に2kg程度にしましょうという結果になって、それでも余ってしまいました。

量の調節はやっぱり難しい。

トマトソースは、朝に残ってしまったラタトゥイユに、玉ねぎ、トマト缶、ミックスビーンズ、ツナを混ぜて作られています。ツナと豆が美味しいです。

ソース鍋の隣にあるフライパンにはタコウインナー。

砂利浜で食べるパスタは最高に美味しい!!


2日目は晴天のツーリング

2日目は昨日の雨が嘘のように晴れて、気持ちのいいツーリングとなりました。

3グループに分かれて、こぎ出して、まずは座佐浜へ

古和浦方面から座佐浜を望む
新緑が美しい座佐の高

座佐浜でいったん集まったあとは、缺崎(かけざき)方面へ漕いでいきます。

今日はうねりがあって、崖の岩場に波が大きく打ち付けていました。

夕日の見える浜?に上陸して昼食タイムとなりました。

浜の中央には川が流れ込んでいて、また、南端には滝のある小川も流れていました。

帰りは、さらくわへ直帰するチームと缺崎に向かうチームに分かれましたが、缺崎あたりの岩場はうねりの影響があるので、今回はやめておきましょうという事になり、うねりの中を戻っていきました。

大きな周期のうねりが入っていました

鍋号

ジャンボリーで使う大鍋を載せるための専用艇を、ウォーターフィールド社の水野社長が作って来られました。

中央に鍋が鎮座できるように大きな窪みが作ってあり、大鍋二つを重ねると、ぴったりと収まる仕様になっています。

朝の残りのラタトゥイユが入ったままの鍋を積載

鍋の前には、食材などを収納できる大きなハッチも装備していて、鍋穴とこのハッチは繋がっているので、人間もすっぽり入ることができるそうです。


おわりに

今年の1月に「ロッジさらくわ」の主である、瀧さんがお亡くなりになり、今後の「ロッジさらくわ」はどうなるか分からない中で、この場所をお借りできたことに感謝しています。



以上、「シーカヤックでキャンプツーリング Kayak誌ジャンボリー2021」でした。

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