こんにちは。人一倍臆病で慎重派のスクロールです。
アウトドアで遊んでいるときに、スマホが圏外になってしまうことって、よくありますよね。
そんなとき、緊急通報だけでなく、自分自身の安否情報の共有や家族からの連絡などができたら便利だと思いませんか?
そこで、今日はアウトドアでスマホが圏外でも通信ができる方法について調べてみました。
人口カバー率が99%と言われているとはいえ、山や海では通信が繋がらないことが多いので、予め対策をしておくことが大切です。
GARMIN(ガーミン) inReach Mini
GPS製品で有名なガーミンから販売されているこちらの製品は、イリジウム衛星ネットワークを使って、テキストメッセージ(カスタムおよびプリセット)や電子メールの送受信ができたり、位置情報を家族や友人と共有することができます。
さらに緊急の際には、SOSを発信するボタンが装備されていて、SOSボタンを押すと、24時間体制のグローバル監視センターに向けてSOS信号が発信され、メッセージで連絡を取り合いながら救助要請ができます。
衛星通信を使用するために、サブスクリプション契約が必要で、最低で月額12ドルほどの基本料金からとなっています。
アウトドアユースを前提に作られているので、防水などの堅牢な作りは期待できそうです。
音声通話はできないのですが、電子メールの送受信ができるので、コミュニケーションツールとしても使えそうです。
何よりアマゾンなどで簡単に通販で入手できるのが良いですね!
メーカーサイトはこちら→ https://www.garmin.co.jp/minisite/inreach/inreach-mini/


SPOT
衛星通信を使って、メッセージや非常時の救援依頼が送れるメッセンジャーです。
本体を持っている人がどこにいるか、どんな経路で移動したかがわかるトラッキング機能や、無事を知らせる定形のメッセージ機能、非常時に緊急対応機関に救助要請を送ることが出来る機能を備えています。
SPOT を使用するには、別途SPOTサービスへの加入(有料)が必要です。(月額2580円)
この端末からのメッセージは一方通行ですが、追跡機能を使うと定期的に端末の位置情報を送信するので家族や友人などが位置情報を知ることができるようです。
詳細はこちら→ https://www.globalstar.co.jp/product/spot-gen3.html
衛星電話
Thuraya(スラーヤ) XT-LITE は低価格でありながらも信頼性の高い接続性と使いやすさを兼ね備えた衛星電話です。クリアな音質と途切れにくい安定した接続性を求める、シンプルな衛星電話を必要とするユーザー向けに設計されています。 衛星モードでは砂漠の横断中や航海中、または登山中など、通常の電波の届かないような場所からでも電話をかけたり、SMSメッセージを送信することが可能です。また、進化したOmni-directional アンテナが途切れにくい通信を確保するため、シームレスに歩きながら通話することができます。長時間バッテリーで、最大6時間の連続通話 / 80時間の連続待受が可能です(利用状況により異なる)。 英語を含む12ヶ国の言語よりお選びいただけます(日本語不可)。 Thuraya の衛星ネットワークは非常に強力で信頼できるカバー範囲(アメリカ大陸を除く)を持ち、およそ160ヶ国 / 地球上の三分の二でご利用いただけます。また、Thuraya XT-LITE は衛星アンテナが収容された状態でも電話を受信することができるよう、常に電波の受信状態を保ちます。
引用元:Amazon
プリペイド式なので維持費が安いので、選択肢としてアリかも!?
ただし、国際通話扱いになるので国内の110番や119番、118番は利用できないようです。
アマチュア無線
月額基本料が不要で、3・4級免許なら簡単な試験で取得できるアマチュア無線がいちばん手軽な通信手段だと思います。
注意しなければならないのは、山頂からだと電波はよく飛びますが、谷間などからでは電波が届かない事が多い事です。
4級は講習会での受験ですが、3級だとe-ラーニング+CBT試験で受験できるので、スケジュールを気にせずに取得が可能です。
詳細は日本アマチュア無線振興協会(JARD)でどうぞ。
いかがでしたか?
個人的には、サブスクリプション契約をするだけで使えて、メッセージの送受信ができる inReach MINI がおすすめです。
ランニングコストを考えるとアマチュア無線もよさそうです。
中学生のころにCB無線を持って多度山に登り、山頂からコールしていたのを懐かしく思いだいました。

以上、「携帯電話が圏外でも緊急連絡や通信をするための手段 4選」でした。
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