昨年自転車を買い換えたときに、ホイールをアルテグラのWH6800にしました。このホイールはチューブレスタイヤにも対応しているので、チューブレスタイヤを装着することにしました。
選んだタイヤはIRCのRBCC。前の自転車では鉄下駄と呼ばれる純正のホイールにクリンチャータイヤを装着していました。今回チューブレスタイヤにしたことで、乗り心地が相当変わりました。
ホイールが軽くなってその恩恵もあるとは思いますが、チューブレスタイヤに変えて変わったのは乗り心地です。今まで路面の突き上げやガタガタの舗装路を走ると手首やお尻に相当な振動を受けていました。しかし、チューブレスタイヤに交換したら、なんともなめらかな乗り心地。まるで、プリンの上を走っているかのようです。ちょっと言い過ぎでしょうか。
IRC tire IRC FORMULA PRO TUBELESS RBCC
チューブレスタイヤに変えてからしばらくは、パンクすることがありませんでした。半年位してから奈良へツーリングした帰りに、国道1号線の鈴鹿あたりでものすごく荒れた路面で、ゴミが散乱しているところを走ってしまい、そこでどうやら何かが刺さったようです。しばらく走ってから異変に気づき、タイヤを見ると、空気が少し減っているのがわかりました。でも走れない事は無いので、手動ポンプを使って空気を継ぎ足しました。そのまままたしばらく走ると、また少し空気が抜けてきます。そこでやっぱりちゃんと空気を入れなきゃと言うことで刺さっていた物を取り除き、バルブを開いてすべての空気を抜き、クイックショットで空気と修理剤を注入するとあっという間にまた走れるようになりました。その後名古屋まで50キロほど走って帰ってくることができました。これがクリンチャーだと、いっきに空気が抜けてしまうので厳しいですね。
アルテグラホイールのWH6800は終わって、後継はWH-RS500ですね。
瞬間パンク修理剤:クイックショット
チューブレスのメリット:
- パンクしても、いっきに空気が抜けないので、空気を再注入してやれば、また走ることができる。
- 乗り心地が良く、転がりが良い。
- パンクしづらい。
- チューブがないぶん、バネ下加重が軽くなる。つまり、坂道が楽になる。
デメリット:
- クリンチャーに比べてタイヤが高価
- 専用のリムが必要。
- 出先でのパンク修理では、チューブレスのままで空気を入れるのは困難。(チューブを携行する必要がある。)
自分としては、振動の少なさや、なめらかな乗り心地が気に入ってしまっているので、クリンチャーに戻る気になれないんです。人それぞれ、好みもありますけどね。選択肢の一つとして考えてみはいかがでしょうか。