休日の暇つぶしに、近所の公園にあるバーべーキューコーナーで、プチ焚火を楽しんできました。
冬のバーベキュー場は誰もおらず、貸し切り状態なので、好きな場所を選べます。
北風を避けた陽のあたる場所を見つけて、のんびりとコーヒーを楽しんでみます。
スノーピークの焚火台S
公園のバーベキューコーナーであっても、直火は禁止のところがほとんどですから、必ず焚火台が必要になりますよね。
そんな時にあると便利なのが、「 スノーピークの焚火台S 」なんです。
スノーピークの焚火台の設営は広げて置くだけ、そして片付けは、持ち上げて収納袋に入れるだけ。
収納時はペッタンコになるので、かさばることもありません。
他の焚火台ではどれも、こうはいかないでしょう。
そして、私が S サイズの焚火台を選んだのは、1万円以内で購入できる事と、コンパクトなので、ちょっとしたお出掛けにも持参できる事が理由です。
スノーピークの焚火台S(収納したところ)
スノーピークの焚火台 展開したところ
スノーピークの焚火台に合わせて、ゴトクも自作してあります。
火ばさみはダイソーのものです。これら収納袋にすべて突っ込んでいます。
スノーピークの焚火台とゴトク、火ばさみ
金網を載せるタイプの焚火台
ところで、1万円以内で買えるコンパクトな焚火台は、スノーピークの他に、金網を載せるタイプの焚火台もあります。
たとえば、ユニフレームのファイアスタンド2はとても軽量(700g)なので、携帯するにはとても良い焚火台だと思います。
用途としては、ハイキングやツーリングなどで使う目的がメインでしょう。
あれもこれも購入できないので、自作してみた事もあります。
参考記事:コンパクトで超軽量な 焚き火台 を自作してみました。
「暖をとる」という性能面では、スノーピークの焚火台に軍配
以前、自転車ツーリングキャンプでスノーピークの焚火台と、金網だけのタイプのものとを同時に使うことがありました。
その時の印象では、金網だけのタイプのものは、燃焼がとても早くて、薪がすぐに消費されてしまい、熾火の状態が短いという事がありました。
比べて、スノーピークの焚火台は、薪の消費はゆっくりなのに、鉄板部分からも輻射熱が出てくるので、とても温まることできました。
「暖をとる」という性能面では、スノーピークの焚火台に軍配があがったという記憶があります。
近所の公園でプチ焚火
さて、今回は近所にある公園のバーベキューエリアでプチ焚火を楽しみたいと思います。
公園には、剪定した木の枝が、植込みの中に無造作に放置されていますので、これを拾います。
イケアのバッグに半分くらいあれば、十分に楽しむことができるでしょう。
公園のバーベキューエリアは、冬期は貸し切り状態です。
好きな場所に陣取って、コーヒーを沸かして焚火を楽しみたいと思います。
スノーピークの焚火台は広げて置くだけで準備完了すので、本当に手間いらずです。
薪をくべてから着火すると、あっという間に火が大きくなり、お湯を沸かすことが出来るようになります。
自作のゴトクを焚火台にパーコレーターを載せてお湯を沸かします。
(コーヒーをひくのと、後片付けが面倒くさいので、パーコレーターはお湯を沸かすだけです。)
薪は、ゴトクの横からくべていけば問題ありません。
スノーピークの焚火台 熾火
しばらくすると湯が沸くので、カップにセットしたドリップパックにお湯を注いでやれば、あっという間に出来上がります。
ククサのコーヒーカップだと、ドリップパックを片側しか引掛けられないので、ゆっくりと注意しながら入れないと、コーヒーの粉が入ってしまいます。
ククサの木製カップでコーヒー
公園で焚火にあたりながら飲むコーヒーは、とても美味しいものです。
焚火台の輻射熱で近くに寄っていれば暖かいので、薪をくべながら焚火の火を眺めていると、ゆったりとしたくつろぎの時間が過ぎて行きます。二杯くらいは飲みたくなります。
ドリップパックも水分を絞ってから、焚火に入れてやれば燃えてしまいます。
スノーピークの焚火台で焚火中
拾ってきた薪をすべて消費するのに2時間くらいかかりましたが、これで今日の焚火は終了です。
残った炭の火を消化して、ゴミ袋に入れ、焚火台の汚れを新聞紙で拭ったら、あとは持ち上げるだけで、そのまま収納袋に入れられます。
スノーピークの焚火台 収納後
スノーピークの焚火台 メリデメ
サイズに関係なく、スノーピークの焚火台のメリットは、
設営 = 広げて置くだけ。
片付け = 持ち上げるだけ。
と、魔法のように簡単設計です。
そして、かなり頑丈な作りなので、私のペースの楽しみ方なら、末永く使える事でしょう。
デメリットとしては、
そこそこの重量(Sサイズ 1.8kg)があること。
持ち上げたら自動的に折りたたまれるので、火が付いた状態で移動できない。
の2点だと思います。
重量は頑丈さとのトレードオフによるものなので、私にはさほどデメリットとは考えられませんし、焚火を移動するなんてことはしないはずです。
どうしても焚火台を移動したいときは、耐熱性のあるグローブで持ち上げて運ぶ事ができるとは思いますが、かなり危険なので、それはおすすめできません。
さて、今度の週末はどこで焚火をしようかな。
以上、「設営と片付が超簡単!スノーピーク の 焚火台 S で、休日にプチ焚火を楽しんでみた。」でした。