カヤッキングの安全対策用品

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カヤッカーのほとんどは、PFDを着用していると思います。でも、その他の安全対策となるとぐっと少なくなるのでは無いでしょうか。 もちろん、安全への関心が薄いわけでは無いと思いますし、経験や漕ぐ場所、漕ぐ距離によっても装備は変わってくるでしょう。

ところで、先日 JSCA 主催「事故に学ぶリスクマネジメント」に参加してきました。そのときに、海上保安庁の方が色々な質問に答えてくださり、中には「遭難者が救助されるときに合ったら良いもの」という質問がありました。その回答としては

  1. リフレクター
    レーダーを装備した船で捜索するので、リフレクターがあればレーダーに発見されるかも知れない。
  2. フロート
    救助に向かう場合、天候が良くない場合にカヤックや人の頭は発見しづらいので、フロートがあれば波間でも目視で発見しやすくなる。

でした。言われてみればなるほどですね。そんな話を思い出して、安全、遭難時対策として思いつくものをメモしてみました。

目次

フラッグ

カヤックが海上にあるとき、波間にうかぶカヤックは他の船舶からは非常に確認しづらいのはご承知の通りです。個人的な感覚ですが10人に一人はデッキにフラッグを立てられている人がいると思います。湾からでて波やうねりのある外海を漕ぐ場合はぜひとも装備したいアイテムです。

レーダー反射器

レーダーを装備している船舶からも、カヤックはレーダーに発見されづらい存在です。そこで、レーダー反射器を装備すると、レーダーを装備している船舶からは発見される確率が高まると思います。

四日市海上保安部考案のレーダー反射器「みえなア缶」はD.I.Y.で簡単に自作できるので装備しても良いかもネ。

作り方はこちら–>弐号機(強度UP、作り方簡単

自作が面倒くさいという方はこちらでも販売しています。↓

シグナルフロート

シグナルフロートは膨らませると、水面に垂直に立ち上がって自分の位置を知らせるものです。波間に浮かんでいるさかさまになったカヤックや人の頭は捜索しづらいそうです。
カヤッキングの場合のフロートは息で膨らますタイプにしましょう。レギュレーターは持っていないもんね。。

ダイマーカー

ダイマーカーは水面を着色することで自分の位置を知らせます、空からの捜索者に対して有効です。

PLB(衛星遭難信号発信機)

こちらは日本版PLBで2015年から日本の海上で利用可能となったものです。衛星に救難信号を送信するタイプなので、いくら岸から離れていても、空が見える場所であれば発信可能です。

過去記事はこちら→ 日本版PLB(衛星を利用した個人用捜索救助システム)

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