ヒル前にカルストを満喫:霊仙山トレッキング20170514

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霊仙山には昨年から登って見たいと思っていた。山頂から琵琶湖や伊吹山など、360度見渡せて、頂上付近はカルスト地形になっているという、そんな景色が見てみたかった。それに、自宅からも近いし、自分の体力でも何とか登れそうだ。

目次

霊仙山

霊仙山は、滋賀県の犬上郡多賀町と米原市にまたがる鈴鹿山脈の最北に位置する標高1,094 mの山。山の東山腹は岐阜県大垣市上石津町と不破郡関ケ原町に属する。北側には伊吹山が対峙している。『花の百名山』として花の多い山であることが知られていて、シーズン中は多くの登山者が訪れる。(ウィキペディアより)

榑ヶ畑コース

本日は一番メジャーで距離も短い榑ヶ畑コースの往復だ。登山口は、醒ヶ井の養鱒場からさらに上流へ車を走らせると、自動車が数台だけ停められる駐車場があり、そこからすぐの所にある。駐車場に到着したのは8時ごろだったが、すでに駐車場は登山客の車が一杯で、路肩に駐車している車も多数ある状況だった。なんとかUターンして少し下ったところの路肩に車を停める事ができた。登山靴に履き替え、準備をしたのちに、登山口へ向かった。

熊出没注意

登山口には熊出没の看板がある。やはりここでも熊はでるかもなのね。最近はどこの山に行っても熊出没の看板はあるので驚きはしませんが、ばったり遭遇はしたくないものです。

山小屋かなや

登山口からしばらく歩くと、細くなった登山道へとつながります。登山道をしばらく歩くと、左手に「かなや」という山小屋があります。ここでは水洗トイレ(利用料100円)と、ドリンクの手動販売があります。小川の水流で冷やされてとても美味しそうに感じます。小銭を持って来た方が良いですね。ここから汗拭き峠までは普通の山道です。

汗拭き峠

汗拭き峠からは尾根伝いに歩くことになります。視界が開ける場所がありましたが、本日はあいにくの曇り空でしたので、真っ白で何も見えなくて残念でした。

八合目

さて、しばらく歩くと、背の高い木がなくなり、広々としたカルスト台地が水平に広がってきます。突然視界が広がるので初めての私たちは感動につつまれた。友人が持って来た GoPRoセッションで記念撮影。「ゴープロ写真」と叫ぶと少し離れたところからでも写真を撮影してくれる。これは便利で面白い。

<< GoPro HERO5 Session >>
下山後に自分も買った。(笑) トレッキングだけではなく、シーカヤックやロードバイクでも使える。ボタンを押すだけで録画開始、終了できるので、ボイスコントロール無しでも使いやすい。とにかくこの小ささで軽量っていうのが自分の使い方にはぴったりでした。

お虎ヶ池

山頂へはもう少し距離がある。八号目で一休みしてから歩き出すと、あちらこちらに窪み(ドリーネ)があり、この窪みに水が溜まった「お虎ヶ池」がある。

最高点

さらに進んでいくと、山頂の北東には避難小屋、山頂、最高点、山頂、と別れていて、我々はまずは最高点へと向かった。最高点からも、雲がいっぱいで景色は白一色でしたが、上空に居る感はあったので、なんだかウキウキ気分になります。

山頂

山頂付近には石灰岩がゴロゴロ転がっている。中には雨で侵食されたのか、腕を通せるくらいの穴が空いた岩もあった。

山頂の眺めは本当に素晴らしい。これで曇りでなく晴れていたら、もっともっと素晴らしかったでしょうね。

頂上付近で昼食後はしばらく休憩し、来た道を戻って下山します。8合目から山頂までは広々とした地形で、あちらこちらに踏み跡があるので、帰りは9合目を通らずショートカットして戻った。

8合目からの下りでは、キャンプに来ていた大学生たちと一緒になって歩いたが、さすが登山部だ。「段差注意です」「スリップ注意です」と、声を掛け合っている。女子も何人かいて、「段差注意です」は「ダン中でーす」と可愛らしい声が聞こえてきて、こちらの心も和ませてもらいました。

しかし、下りは腿がキツかった。汗拭き峠からの下りはもう、転がっているような感じだった。

醒ヶ井

醒ヶ井の茶屋

醒ヶ井の茶屋

醒ヶ井では、梅花藻、ソフトクリームなど、甘いもので疲れを癒して終えました。

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